アナザーエデン 時空を超える猫
皆で協力プレイは好きだけど。たまには自分のペースでのんびりとRPGを思いっきり楽しみたい!
ソシャゲに特有のギルドやレイド戦、期間限定クエストが無いRPGをスマホで…なんて無理な話なのかなぁ…と思っていたら、
「アナザーエデン 時空を超える猫」では、これらの要素が無くって、驚きです。
ゲームをDLして「GAME START」を押せば、vitaをプレイしているかのようなグラフィックで、思わず画面に見入ってしまいました。
村の村長さんが森に置き去りにされている少年と赤ん坊を保護するプロローグも、優しい雰囲気に包まれた演出です。
森の場面が終ると、お話の時間は一気に16年後に移りますが、その場面展開も綺麗な2Dでスムーズに表現されていて、物凄く丁寧に作られている映像と、初期のロマサガやFF、ドラクエを思い出せる様なBGMが映像とハマっていて、物語への感情移入がすすみます。
村長に保護された赤ん坊と少年は成長し、赤ん坊はフィーネと名付けられ可憐な少女に、少年はアルドという名の立派な青年になりました。
16年後の始まりはRPG王道の朝寝ていたら起こされた場面から始まります。
若干フィーネが孤独なセリフをつぶやくので心配です。
二人の会話が終ると、早速アルドを動かせる様になります。
スムーズな移動に感動
何を言っているかと思われますが、本作はキャラクターの操作が「簡単」ではなく、スムーズなんです。
これはスマホのRPG好きな方には是非味わってもらいたいスムーズさでした。
キャラクターを向かわせたい方向の画面に指を置いて軽くスライドさせただけなのに、なんと言うかくるくる動くんですよね。
しばらくアルドを移動させるだけで満足してました。
何気ない移動にも動かしてる感があって楽しいですよ。
チュートリアル感のないチュートリアル
大体のゲームはチュートリアルがありますよね。
勿論、本作にもチュートリアルパートにあたる部分はあるのですが、そこは会話や場面転換の上手さと、前述したただキャラクターを移動させてるだけなのにワクワクしてしまう操作性の良さが「またかー」な感じを見事に打ち消しています。
まずは村を駆け回って、NPCとの会話や宝箱の開け方、建物の入り方など、実際に動かして馴れていきます。
会話はキャラクターの上に吹き出しマークが出るので、タップすれば会話が始まります。
開けられるタンスや宝箱の上には「!」が出るので、マークをタップして開けて、アイテムやゲーム内通貨を入手していきます。
村を駆け回ってゲーム内の家具や装飾品をタップしていたら、昔FFVでピアノマスターになるまでゲーム本編とはまるで関係のないピアノをいじり倒した記憶がよみがえってきました。
サクサクバトル
本作はフィールドへ出ると、ランダムエンカウントで敵とのバトルが発生します。
バトルもスムーズに始まり、ターン制でキャラクターの行動を選択するコマンド式になります。
攻撃も基本は攻撃ボタンをタップすればよいので、複雑なことはありません。
パーティーは前衛(4人)と後衛(2人)の最大6人を編成できます。
バトルの状況で前衛と後衛を入れ替えてピンチを凌いで大勝利なんてこともありそうです。
戦闘は倍速モードも選べるので、こちらはお好みで切り替えます。
HP/MPは戦闘参加中に自動回復しないので、バトルでキャラクターの消耗が激しい場合はワールドマップで移動して、ランダムエンカウントを避けたり、戦闘に参加させないでHP/MPを回復するといいう方法もとれます。
キャラクター育成もシンプル
キャラクターの育成は、APを消費してアビリティボードのマスを解放していきながら、
ステータスボーナスや新スキルを身に着けていきます。
APはキャラクターのレベルアップ時にのみ入手できるので、好きなキャラクターは可能な限り戦闘にさせ、経験値を入手してレベルアップさせましょう。
また、キャラクターに武器や防具を装備させると、攻撃力や魔力のステータスがアップするので、装備に必要なアイテムをフィールドでこまめに収集しておきましょう。
まとめ
「アナザーエデン 時空を超える猫」はゲームの隅々までワクワク感を感じられるスマホゲームアプリです。
グラフィックを始めとして、キャラクター育成、バトルなど、プレイしていてストレスを感じることがありません。
ソロプレイ専用ゲームというのも嬉しいです。
キャラガチャでは様々なキャラクターとの出会いが待っていますし、本作の様なタイプのスマホゲームなら課金して遊ぶのもありかなと思います。
ソシャゲの協力プレイにはちょっとお疲れ気味だけど、RPGは楽しみたいという方にはおすすめです。