ブラウンダスト
「ブラウンダスト」は”采配RPG”と呼ばれる戦略シュミレーションゲーム。
敵の動きを見越したキャラ采配で戦局を動かし、戦いでの勝利を目指す。
「ディレクティブ・ポジション・バトル」の緊張感ある戦いを味わいつくしてみよう。
ゲームストーリー
大陸において六星の主と呼ばれる最も偉大な将軍が突然の反乱を起こした。
将軍は誰よりも国を思い、その行動は帝国全土に動揺を与えた。
皇帝は数の上では有利な軍を率いて反抗するも、将軍が率いる「六魔星」によって遂には討たれる。
一方、将軍も帝国軍の反撃により戦死。
これにより、大陸は群雄割拠の時代へと移る。
そして、闘いの真実を知る「六魔星」は世界へと散っていった。
それから7年の時が経ち、将軍の息子は身分を隠し傭兵団を率い、反乱の真実を探していた…。
バトル
「ディレクティブ・ポジション・バトル」という独特のバトルシステムを取っている本作。
大まかに言うと、バトルフィールドにマスがあり、相手のユニットと自軍のユニットの特徴を考えながらマスに配置して、オートで行われる戦闘の結果が出るまで見守っていくもの。
なお、プレイヤーキャラは軍を指揮する立場なので、バトルには参加しない。
傭兵を配置できるのは3×6で並ぶマスの中。
バトル前の配置で戦闘結果が決まってしまうあたり、なかなか緊張というか慎重になってしまう。
傭兵配置選択はマスをタップしてから傭兵を選べばOK。
傭兵の配置については、赤のアタッカーを青のタンカーが守るように置くことが基本。
傭兵は、攻撃型、防御型、魔法型、支援型の4タイプに分かれている。
支援ユニットはHPの回復や攻撃力アップなどの文字どおり支援役であり、魔法ユニットは2ターンに1回魔法で強力な攻撃をする。
陣形配置は敵のユニット配置を見たり、敵ユニットを長押しして攻撃範囲を確認してから自軍のユニットを置いていくこともできる。
一度配置を決めて、戦闘を開始するとフルオートでバトルは進んでいく。
配置は常に同じものにするよりも、バトルを重ねて自分なりのセオリーを組み立てていく様になってくる。
ユニット
ユニットは嬉しいことに全キャラ最高レアリティまで育て上げられる。
昇級するにはユニットをレベルMAXまで育てることと同一ランクの傭兵を素材にするという条件を満たせばOK。
レベルはスト-リークエストをこなしたり、限定ダンジョンでスライムを狩れば経験値を獲得して一定値に達すれば上がっていく。
他にも、覚醒やスキル強化といった育成方法もある。
本作のユニットはレア度が高いから使えるというよりは、状況に対してこの能力があるから使えるという場合があるので、レア度が低いからと言ってすぐに素材にしてしまうには惜しいキャラが存在する。
キャラの取捨選択についても結構考えさせられるゲームなのだ。
モード
本作ではPvPが楽しめるアリーナやギルドバトル、イベントダンジョンが用意されており、重厚なストーリーモードと合わせてプレイすれば結構なボリューム感といったところ。
特にPvPは思考戦が楽しめるので、ハマる人はがっつり陣形研究などをして自分のパーティーがどこまで通用するか試してみるのもおすすめ。
まとめ
キャラのレア度よりも配置重視の本作。
育成もレア度Maxまで育てられるので、ユニットに戦友みたいな愛着を感じてしまうこともある。
一見地味な感じのゲームではあるが、シュミレーション性が高く、試行錯誤して進めていくゲームが好きな方におすすめしたいゲームと言える。